写真教室2010-11-09 Tue 18:38 月曜日の夜にパルテで開催している写真教室。 今回は写真家の小林先生が撮影した来年の蘭の花のカレンダーの解説をして 写真の見方とレンズをどういうときにどのように使用するのかです。 小林先生は<世界の蘭展>などの撮影を手がけるコマーシャル写真のプロ。 小林先生の話のスケールが大きいので、 話についていける人がプロでも少ないかもしれません。 大日本印刷を経てフリーになり電通などのコマーシャルを撮っていた方。 週刊現代の創刊号のグラビアは小林先生が撮ったんですよ ![]() 第二号から仕事が来なくなったのも深~い訳があるのですが・・・ 書けません。 小林先生とのお付き合いはかれこれ15年になります。 その小林流でもあるのですが、 写真は芸術だとかいう前に実用品でなければいけません。 まずは四角いものは四角く、丸いものは丸く、大きなものは大きく、 点は点に、直線は直線に写すというのが基本中の基本になります。 ![]() この四角をラ・フランスの入った箱だとします。 四角い箱が歪んでいますので、 手前のラ・フランスは大きく写って 奥にあるラ・フランスは小さく写ってしまいます。 大きさの違うラ・フランスを出荷する果樹農家だと思われては困ります。 コンパクトデジカメなので、まだ歪んでいますが だいぶ四角に近くなったのがわかると思います。 ![]() 上の写真は近くに寄ってアップで撮影したので歪みました。 下の写真はレンズを望遠にして離れたところから撮影しました。 その撮りたいものと表現しなければいけないことを考えて レンズや撮影する角度を考えてみるという写真教室をしています。 月曜日の朝に総合運動公園にコンパクトデジカメを片手に 写真教室用のスナップ撮影に行ったのでご紹介。 ![]() いちょう並木もそろそろ葉が落ちてきましたが このままだと手前の風景が殺風景です。 レンズをググッとズームアップすると・・・ ![]() アップにするだけで写真の構図が変わってくるのがわかりますよね? ![]() 噴水の写真を横に撮影 ![]() 縦位置にしただけで高い感じになります ![]() 太陽を入れて撮影したら、なんだか全然秋らしくない写真に・・・ ![]() ![]() カメラを片手に総合運動公園を散歩しているお父さんも大勢いました ご年配の男性の中には 「ニコンじゃないとダメ」 「キャノンの方がいい」 とか、まずは道具にこだわる方も少なくありません。 でも、個人の好みの問題もあるし、 愛用のカメラに慣れるというのが一番です。 高価なデジタル一眼レフカメラでなく コンパクトのデジタルカメラでも写真を趣味にすることはカンタンです 高価な道具をもっているのを自慢してしまうケースもあるのですが 写真はシャッターを押さないと写りませんから まずは気軽にシャッターを押してみるのが良いかと思います。 お爺ちゃん、お婆ちゃんが何か趣味をもちたいなぁって思っているようでしたら 夫婦でドライブして、美味しいお店の食べ歩きをしながら ドライブ先で写真をパチパチ撮るのなんかいい趣味だと思いますよ。 ![]() 運動公園に着いたときはジムニーしか停まっていなかった駐車場が 帰る頃には沢山の車が停まっていました。 スポンサーサイト
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