ストロボ解体新書2011-01-14 Fri 18:16 当店で使っているスタジオのストロボはコメットというメーカーのものです ![]() 成人式も終わってちょっと落ち着いたところで、 コメットさんが定期訪問にきてくれました。 コメットさんといっても九重佑三子さんや大場久美子さんではありません (40歳以上の人しかわからないですね ![]() ストロボの本体は実はこちら・・・ ![]() これが電源部でうちでは2400ワットのものを使用して シーンごとにそれぞれの光の量を何チャンネルかに設定してあります。 撮影中に「3番に切り替えて」とか 「7番のライトでいきま~す」 ってスタジオの中で暗号のように会話しているのは 背景の色や立ち、座り、アップ、家族や大勢の家族写真など シーンごとにライトの設定があるからなのです。 この他にも大人数の集合写真撮影で持っていったり 学校アルバムなどで仮設スタジオを作るときのストロボセットも2セットあります。 これがトップライト(スカイライト) ![]() 頭の斜め後方から人物を照らして、 髪の毛や肩のラインを明るくするため 写真の奥行き感を演出することができる重要なライトです。 個人的な好みかもしれませんが、 光が散らばらないように黒いグリッドをつけています。 証明写真などでいわゆる<天使の輪>がきれいにでるのは このライトのおかげです。 背景を照らすライトは2種類を使い分けています。 ![]() こちらは蜂の巣のようなグリッドをつけて スポットライトのようにある一部分だけを照らしたいとき。 こちらはトレーシングペーパーをつけています。 ![]() 光を広く柔らかく当てたいときのバックグラウンドライトです。 これがメインになるライトボックスの中味です 前のスタジオではパラソルのライトを使っていましたが、 今のスタジオになってからかなり大き目のボックスを使うようになりました。 ![]() 中にディヒューザーになる白いアクリルがあるのですが それを支えているゴムが伸びきっていたので交換してもらいました。 発光管をアップにしたところ ![]() 真ん中にあるのがハロゲンライトで、 周りにある丸いチューブがストロボの発光体です。 これがボックスのなかの銀色にぶつかって 全体が柔らかく光るのです。 今日は印刷会社から某議員さんの選挙用の撮影依頼が・・・。 当店で撮影した方の当選の確立はとても高いのです ![]() 若い候補者の場合はやる気みたいなエネルギッシュさで良いのですが ご年配の候補者の場合は健康的なイメージとかも大切です。 今は4色ではなく6色とか7色のインクなどの印刷もあるのですが どんな条件でも肌色がきれいになるような条件の撮影をしないといけません。 写真家の小林先生の蘭のカレンダーは4色刷りなのに 他の人の撮影した7色印刷よりきれいでした。 写真を趣味にする方の中に現像所に 「もっと濃く焼け」とか「明るくプリントしろ」と指示して しまいにはコダックがどうの、フジが良いとか悪いとかはじまるマニアも少なからずなのです。 どんなデジタルカメラやフィルムを使おうとも 基本は撮影するときにしっかり撮ることが大切なのです。 写真教室では露出補正について何度も説明しているのはそういうことです。 うちのスタジオも撮影するときにしっかりとしたライティングで撮影できるよう 定期的にメンテナンスをしているのですよ。 スポンサーサイト
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