ニコンF3P
スタジオ写真の仕上げの時に動画編集用のコンピューターで
レンタルビデオのDVDを借りてきて見ていることがあります。
じっくり映画を見る訳ではなく
普段のスタジオ撮影やブライダルのロケーション撮影のときカメラワークや、
結婚適齢期のお客様がどんなことに興味があるのかとか
そんなリサーチ的感覚で見ています。
洋画、邦画問わずいろいろ借りてきて流していますし、
テレビで放送したドラマなども本を乱読しているかのように見ています。
先日、3年くらい前の映画で<ミッドナイトイーグル>というのを借りてきました。
主役の大沢たかおさんが元戦場カメラマンという設定でした。
ストーリーは<亡国のイージス>と似たような内容で・・・。
映画の中で主役の大沢たかおさん愛用のカメラはニコンF3Pというカメラ
F3PのPはプレスのP。
報道とか戦場カメラマン専用の一般の人には非売品のカメラ。
かつては戦場カメラマン御用達というカメラがあったのです。
実はうちにも1台あって
以前、正規ルートで1台購入して結構ハードに使っていました。

左側がノーマルのニコンF3(うちのジイチャンの愛用カメラ)で
右側のモータードライブ付きがF3P(あべごろ~の仕事用カメラ)

一番大きな違いはストロボをのせるホットシューがあること
(だいぶ埃をかぶっていますね)
ノーマルのF3はフィルムの巻き戻しクランクの上に
専用のガンカプラー(アダプターをつけて)ストロボをのせます。

セルフタイマーなどの余計な機能はついていません。
シャッターボタンにもゴムのカバーをして防塵防滴で埃や雨の中でも使えます。
ニコンF3のありがたい機能の一つに緊急シャッターが付いていて
電池がなくなったりしてもメカニカルシャッターで写真を撮ることができるのです。

下についている黒いレバーが緊急シャッターです。
デジタルカメラなどもそうですが、
バッテリーがきれたら撮影ができなくなってしまいますが
この時代のニコンのプロ使用機は機転がきく設計なのです。
ちなみにこのF3Pは1990年製

F3T(チタン)というモデルもあったのですが、
PはPの後に製造年、TはTの後に製造年が刻印されています。
こちら、うちのジイチャンが使っていたニコンF(左)とニコンF2

ニコンFには露出計付きのフォトミックファインダーというのが付いています。
ニコンF2の時代はSBファインダーとかAファインダーなど
ツウにはたまらないファインダーが何種類かあったのですが
ジイチャンはASファインダー付きのF2フォトミックを使っていました。

ニコンFは1971年製

ニコンF2は1980年製
フィルムカメラにはいろんな物語があり、
中でもニコンFシリーズはNASA仕様のカメラがあったりして
調べるとなかなか面白いヒストリーがあるんですよ。


うちの奥さんにニコンFやF2のことなど知らないだろうと
カメラ好き(写真好きではない)のマニアックな方が
ニコンFなどを片手に自慢しにお見えになることがあるのですが、
実は当店の隅っこに思い出のカメラとして保管してあるのです。

デジタルカメラになって技術がどんどん進むと
使い捨てのように前のカメラを処分して(安く売って)
新しい機種に入れ替えしていかなくなりました。
壊れる前に入れ替えるというのが本当でしょうか・・・。
おそらく一般の方のシャッター数の比較にならないほど使いますので。
昔のフィルムのカメラって味があります
レンタルビデオのDVDを借りてきて見ていることがあります。
じっくり映画を見る訳ではなく
普段のスタジオ撮影やブライダルのロケーション撮影のときカメラワークや、
結婚適齢期のお客様がどんなことに興味があるのかとか
そんなリサーチ的感覚で見ています。
洋画、邦画問わずいろいろ借りてきて流していますし、
テレビで放送したドラマなども本を乱読しているかのように見ています。
先日、3年くらい前の映画で<ミッドナイトイーグル>というのを借りてきました。
主役の大沢たかおさんが元戦場カメラマンという設定でした。
ストーリーは<亡国のイージス>と似たような内容で・・・。
映画の中で主役の大沢たかおさん愛用のカメラはニコンF3Pというカメラ

F3PのPはプレスのP。
報道とか戦場カメラマン専用の一般の人には非売品のカメラ。
かつては戦場カメラマン御用達というカメラがあったのです。
実はうちにも1台あって
以前、正規ルートで1台購入して結構ハードに使っていました。

左側がノーマルのニコンF3(うちのジイチャンの愛用カメラ)で
右側のモータードライブ付きがF3P(あべごろ~の仕事用カメラ)

一番大きな違いはストロボをのせるホットシューがあること
(だいぶ埃をかぶっていますね)
ノーマルのF3はフィルムの巻き戻しクランクの上に
専用のガンカプラー(アダプターをつけて)ストロボをのせます。

セルフタイマーなどの余計な機能はついていません。
シャッターボタンにもゴムのカバーをして防塵防滴で埃や雨の中でも使えます。
ニコンF3のありがたい機能の一つに緊急シャッターが付いていて
電池がなくなったりしてもメカニカルシャッターで写真を撮ることができるのです。

下についている黒いレバーが緊急シャッターです。
デジタルカメラなどもそうですが、
バッテリーがきれたら撮影ができなくなってしまいますが
この時代のニコンのプロ使用機は機転がきく設計なのです。
ちなみにこのF3Pは1990年製

F3T(チタン)というモデルもあったのですが、
PはPの後に製造年、TはTの後に製造年が刻印されています。
こちら、うちのジイチャンが使っていたニコンF(左)とニコンF2

ニコンFには露出計付きのフォトミックファインダーというのが付いています。
ニコンF2の時代はSBファインダーとかAファインダーなど
ツウにはたまらないファインダーが何種類かあったのですが
ジイチャンはASファインダー付きのF2フォトミックを使っていました。

ニコンFは1971年製

ニコンF2は1980年製
フィルムカメラにはいろんな物語があり、
中でもニコンFシリーズはNASA仕様のカメラがあったりして
調べるとなかなか面白いヒストリーがあるんですよ。


うちの奥さんにニコンFやF2のことなど知らないだろうと
カメラ好き(写真好きではない)のマニアックな方が
ニコンFなどを片手に自慢しにお見えになることがあるのですが、
実は当店の隅っこに思い出のカメラとして保管してあるのです。

デジタルカメラになって技術がどんどん進むと
使い捨てのように前のカメラを処分して(安く売って)
新しい機種に入れ替えしていかなくなりました。
壊れる前に入れ替えるというのが本当でしょうか・・・。
おそらく一般の方のシャッター数の比較にならないほど使いますので。
昔のフィルムのカメラって味があります
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