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ポキールの話

学校に行っている子ども達は
健康診断とかいろんな検査の時季ですね。

今はポキールの時期。
お腹に寄生虫とかいないか調べる検査ですが、
pokil.jpg
お馴染みのイラストは今も健在なのです。


このポキールの検査でひっかかった友達をあまり知らないと思います。
先生がそっと言ってくれるからでしょう。

以前、友達と居酒屋で話していて
友人S君が

「オレ、ポキールでひっかかったことがある」と言うので、
仲間でその話を興味深く聞いたことがあります。

30年以上前の話なので現在はどうかわかりません。

ポキールの検査でひっかかると担任の先生がそっと教えてくれて
放課後に保健室に行くように言われるのだそうです。

そして、保健室で薬を飲まされて

「明日の朝、赤いウンチが出るけど心配しないで」
と、保健室の先生がやさしく説明してくれたそうです。

家に帰って、お母さんにお話をした小学生時代のS君。

ここまでは、すべて先生に言われた通りでした。


小学生S君の不幸はここからはじまります。

お母さんは、このことを3歳年上のお姉ちゃんに喋ってしまいました。
すると、お姉ちゃんは笑いながら

両手をいっぱいに広げて

「こ~~~んな長い虫が 
     ケツの穴から出てくるんだあ!」


悪魔のような口ぶりで弟S君を脅かしました。

S君はもう次の日の朝のことを考えると 怖くて、怖くて、


次の朝、トイレに入ったS君
りきむとちゃんとウンチが出たそうでホッと一安心。

トイレットペーパーでお尻を拭くと
何やらプラ~ン、プラ~ンとあたるのだそうです


(うわぁ~~ これが 長~い虫なのでは)

もうドキドキしてるし、怖いし・・・ どうしよう・・・・。


でも、このままパンツをはく事もできません。


もう一度トイレットペーパーを手に取って
勇気をふりしぼってお尻にぶら下がっている物体を


エ~~イ!



すると、そこには前の日に食べたスキヤキに入っていていた
エノキダケがあったのだそうです。

エノキの頭がお尻に引っかかっていただけだったのだとか・・・・

結局、未だにお腹の虫は確認できていないとのこと。



何の話かというと、
キノコは消化しないということがわかったという
居酒屋で仕入れた友人の貴重な体験談でした







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あべごろ~
●山形県天童市の写真スタジオの店主です
●写真のレスキュー隊というテーマでイラストを描いてもらったら、なんとなく兵隊さんのようなイメージになりました。二等兵から頑張ります

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